まだまだ続く、イギリスでの災難
フランスからユーロスターに乗り、イギリスに着いたのは23:00。
地下鉄(終電)に乗って、ヒースロー空港近くのホテルに向かいます。
乗った地下鉄は終電・・・
乗り遅れたら最悪って思ったけど、間に合った!
あ〜よかった。
これでホテルに行ける・・・
はやく寝たい・・・
あぁ、眠い・・・
うとうと・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーッ
すごい音で目が覚める。
タビ男は寝てる・・・
なんだ、このすごい音・・・
タビ男のいびきではないようだ。
じゃあ、なんの音!?
えっ!? もしかして、電車の音?
・・・・
すんごいスピードで走ってる・・・この電車。
一気に目が覚めて、急に怖くなってくる・・・
この電車、終電だからこんなに速いのかな?
いつもこんなに速いのかな?
他のお客さんは、普通に乗ってるし。
ビビってるのは、タビ子だけ。
で、無事に到着。
ここから、バスに乗り換えてホテルへ。
・・・にしても寒い!気温7度!
5月中旬って、ロンドンはこんなに寒いんだ・・・
ようやくホテルに到着。
チェックインしようと、フロントへ。
すると、受付の人が、おかしなことを言い始める・・・
「チェックインの予定時間すぎても来なかったので、他のお客さんいれました。」
「チェックインが遅くなると、昨日メールしていたんですけど・・・」
「届いていません。部屋は満室で、本日は泊まることができません。」
受付の人と、アレコレもめていると、後ろから鼻めがねの偉い人(たぶん)が来て、
「同じ系列のホテルなら空室があって、ここから20分くらいのところだけど、どうする?」と聞いてきた。
明日、ヒースロー空港へ6時に行かなければならないと伝えると、
「ホテルでタクシーを手配するから、何も心配はいらない」
しきりにノープロブレムと言われ、すぐにタクシーが来るから待っててと言われ、ロビーのソファに座って待つ・・・
冷たいコーラをサービスしてくれた。
眠い・・・
明日早いし、野宿でもいいかも・・・
すぐに来ると言われていたのに、タクシーが来たのは1時間後・・・
鼻めがねの偉い人は、「明日、5時半にタクシーがくるから」としつこく時間を言ってきた。
ホテルで用意してくれたタクシーは個人タクシーのようで、普通の乗用車。
しかも、ファンキーな兄ちゃんが運転手。
・・・本当にこのタクシー大丈夫?
どんどん田舎道に入ってくし・・・
タビ子たち、イギリスの田舎に捨てられるんじゃないか。
このまま拉致されて奴隷として働かされるんじゃないか。
とか、車中でいろいろ考える・・・
30分くらい走ったでしょうか、無事にホテルに到着。
たしかに看板には「ibis」と書かれていた。
ああ、良かった・・・。
タクシーを降りてフロントに行くと、
「話はきいています。こんな時間に、大変だったでしょう。」
とてもかんじのよいフロントの男の人がタビ子たちを迎えてくれた。
やっと寝れる・・・
本当に長かった・・・
もう2時だ・・・
5時半にタクシーがくる。
2時間後には起きなくてはならない・・・
結局、タビ子は一睡もせず朝を迎えることとなる・・・