ヨーロッパのコインロッカー事情(フランス編)
朝4時に起きて、パリを調べる・・・
タビ男は、すでに起きていて、今日のルートなどを調べていた。
お腹がすいて、昨日の食べ残しピザを完食。
朝からピザって、意外に食べれるもんだな。
そんなタビ子を尻目にタビ男は、もくもくと検索。
フランス北駅周辺で「アンケート、プリーズ」と、若い女性に声をかけられる。
立ち止まった瞬間、あっという間に若い男女の集団に囲まれた。
すごいしつこく「アンケート、アンケート」言ってくる。
タビ子はイギリスで詐欺に遭ってから、ヨーロッパに多い犯罪の手口を徹底的に調べていたので、すぐに詐欺だと気付く。
・・・こいつら、アンケートスリ団だ!
こっちがアンケートに協力している隙に、仲間がスリを働くという手口。
中には、刃物でカバンを切り裂いて、財布だけもっていくという荒々しい犯行をするヤツもいるらしい・・・
なにもとられないようにカバンを両手で抱えて、「ノー」と無視してその場を去った。
タビ子たち、経験値あがった!
もう騙されてやんないんだからね!
荷物を預けるため、パリ北駅のコインロッカーを探す・・・
案内表示はあるのだけど、なかなかみつけられない・・・
それもそのはず、日本のコインロッカーのイメージとは全く違う。
まるで刑務所・・・
駅の地下、それも鉄格子の奥にコインロッカーが・・・
しかも、そのコインロッカーに行くまでに、荷物のX線検査と金属検査をパスしなければいけないという、空港並みのセキュリティ。
検査場には制服を着たツンデレねえさんがいて、モタモタすると怒らる・・・
タビ子は、ちょっとイライラさせて睨まれた・・・
ロッカールームは、薄暗くてちょっと怖い雰囲気。
ヨーロッパのロッカーは、おつりでない・・・
高いし、汚いし、壊れている確率高いし・・・
パリ北駅のコインロッカーは、コインを入れると暗唱番号が書いてあるレシートがでてきて、それを解錠するときに入力するというシステム。
・・・なのだけど、この肝心のレシートの印刷文字が、なんとまぁ薄いこと・・・
裏の文字のほうが、はっきり読めちゃうんじゃないかという勢い・・・
(消えちゃいそうなほど、薄いインクだったので、念のため写メ。)